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☆皮膚は自力で美肌になれる☆ 
美肌を手に入れるために皮膚の生理を学び
お肌の喜ぶお手入れをしましょう♪
☆美肌を保つ為に知っておきたいこと
皮膚医学では、表皮について次のように言っています。
「人間の皮膚の表面は、皮脂膜でおおわれていますが、
この膜はすぐ下の角質層とともに、
水や油脂を含んで皮膚を保護する働きをもっています。
これを保護膜と呼んでいて、
外からの科学的、物理的刺激には防壁となり、また表皮に含まれている
メラニン色素は紫外線の刺激から守ってくれます。
つまり人間の皮膚は、たとえまわりの環境が少しぐらい乾燥したり、
日光が強くても自分で上手く調整出来るようになっているのです。」ーと。
しかし、現実には私たちの肌はますます美肌から遠ざかり
様々なトラブルに悩まされていますね(-。-;)
一体その原因は何なのでしょうか??
★美肌を侵す大きな原因は?
@ 栄養クリームや酸性化粧水、また油性化粧品の多用。
A 高温化傾向、日照時間の伸長。
これらは、美肌にとっては忌まわしい外敵、
これらの外敵によって肌がいじめられているために、
私たちの皮膚の「ホメオスターシス」 が正常に働かなくなっているのです。
私たちの肌を正常(美肌)に保つためには、28日間という理想的周期で
角質代謝(ケラチニゼーション)が行われる必要があります。
そうなることによってはじめて美肌を保つことができるのです。
では、その美肌はどういったメカニズムのうえにあることによって
自分のものにできるのでしょう。
日ごろ見慣れている肌はいつも同じように見えるのですが
実は日々微妙に変化しています。
皮膚細胞は、正常であれば28日間周期を毎日繰り返して絶えず新しく
生まれ変わっているからです。
★美肌を保つスケジュール(角質代謝)★
@ 表皮の一番底にある基底層で、まず基底細胞が二つ
に分裂します。これに要する時間はわずか1分。
A 二つに分裂した基底細胞は、やや丸みを帯びた、
有きょく細胞に変わります。
ちなみに、この細胞が活躍する有きょく層は5〜6層。
この層を細胞はエスカレーター状に下から押し上げられていきます。
B 押し上げられた有きょく細胞は、顆粒層に入り、そこから顆粒細胞
へと変わっていきます。
C 顆粒層は2層または3層。この上層の顆粒細胞は、つぶれて薄い
角質片となり、そのときに内部の「脂肪」が水のような状態で細胞の
外に出てくるのですが、これが角質片同士を結びつけるノリの役割を
果たすことになります。
一方脂肪を出して残った細胞の殻は硬蛋白質のケラチンで、
これが角質片となります。
この @〜Cまでに要する期間が14日間、全スケジュールの半分です。
D 新しく誕生した角質片は最上層にある角質層の一番下になり、
この角質層を7日間かけて上がっていくことになります。
E さてこうして皮膚の表面に出てきた角質片は、
そこに7日間滞在することになって、
それが要するに「肌」と呼ばれることになります。
F 7日間滞在の後、角質片は死骸となって
皮膚から剥がれ落ちていきます。
この角質片の死骸が、いうところのアカ(垢)なのです。
「28日周期」というのは、
次までの間に28日間の空白があるというのではなく、
「毎日が28日目」ということです。
つまり「肌」は毎日生まれ変わているのですね♪(*^^*)
角質代謝が正常に上手く行われていたら、
つまり角質片が7日間とどまった後、アカ(垢)としてスムーズに剥がれ
落ちていくような肌にすれば「美肌」は保ち続けられるということですね♪
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